過激化する差別に「ノー」 トランスジェンダーが訴えたい現状とは

有料記事

聞き手・塩入彩
[PR]

 出生時に割り当てられた性別と性自認が異なるトランスジェンダーの人権や尊厳を訴える「東京トランスマーチ」が12日、東京・新宿で開かれました。ネットを中心に、トランスジェンダーへの差別的な言動が深刻化しています。主催者はどんな思いで企画したのでしょうか。トランスジェンダーの当事者で、アクティビストの浅沼智也さん(33)と畑野とまとさん(57)に聞きました。

 ――トランスマーチを企画したのはなぜですか。

 浅沼「当事者のリアルな声を聞いてほしいと思い、昨年初めて企画しました。LGBTQやトランスジェンダーという言葉は社会的に浸透しつつありますが、実際に当事者がどういう困りごとに直面しているのか、まだまだ知られていません。そのような解決されていない課題がある中で、誰かが声を上げて訴えていくことが大事だと思いました」

 ――「困りごと」とは何ですか?

 浅沼「例えば、今の日本の法律では、性別変更をするハードルが高いこともその一つです。未成年の子がいないことが条件で、性別適合手術を受ける必要もあります」

 ――最近、特に問題になっていることはありますか?

 浅沼「トランスジェンダーへ…

この記事は有料記事です。残り1700文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント