異例の午前1時出発、対面参加にこだわった首相 更迭遅れ外交に影響

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西村圭史=プノンペン 松山紫乃
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 岸田文雄首相は12日、カンボジアの首都プノンペンに到着した。19日までの東南アジア歴訪をスタートさせたが、11日に葉梨康弘前法相を急きょ更迭。その結果、出発が遅れ、12日に予定していたベトナムブルネイとの首脳会談はいったん取りやめになり、日程を再調整する事態に。ラオスとの首脳会談は立ち話に変わった。政権の混乱が外交にも影響を及ぼしている。

 首相は到着後、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の首脳会議に出席した。ロシアによるウクライナ侵攻に触れつつ、「アジアを含むいかなる地域においても、力による一方的な現状変更の試みは認められない」と強調した。北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射についても「国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であり、到底看過できない」と訴えた。

 日本政府によると、岸田首相は会議終了後、ラオスのパンカム首相と立ち話をし、首脳会談ができなかったことから、「今回はゆっくりとお話ができず大変残念だ」と述べた。パンカム氏は「短時間でもお会いできてうれしい。ぜひラオスを訪問いただきたい」と応じたという。また、中国の李克強(リーコーチアン)首相とも短時間の立ち話をした。

 出発は当初、11日午後3時…

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