注目は長友佑都の金髪だけじゃない 20年ぶりのバットマン登場

森保ジャパン

ドーハ=勝見壮史
[PR]

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に向けて、11日からドーハで練習を始めた日本代表。国内組7人だけだった初日、4年前と同じように金髪に染めた長友佑都FC東京)とともに、報道陣の注目を集めたのがDF谷口彰悟川崎フロンターレ)だ。

 5日にあったFC東京とのJ1最終戦で鼻を骨折した谷口は、黒いフェースガードを着けて登場。その姿は、2002年W杯日韓大会で「バットマン」と呼ばれて話題をさらった宮本恒靖さん(現日本サッカー協会理事)と重なった。大会直前に同じけがの影響でフェースガードをつけてW杯に出場した主将の宮本さんは、日本の初めての1次リーグ突破に貢献した。

 谷口は「小学5年生で見ていた。覚えています」。実際につけて動いてみると、足元が見えづらかったり、滑って落ちてきたり。きつく締めると、頭に血が通わない感覚があるという。「シンプルに、これをつけてやったって、すげえなって思いました」

 一方で、恐怖心はないと言い切る。この日はヘディングもこなし、人とぶつかる可能性がないパスやシュートの練習ではフェースガードを外した。「自分がすっきりする形でやりたい」。試合に出る場合は、着用せずにプレーしたいと明かした。

 DF陣はけがを抱える選手が多い。控えの立場の谷口に、出番が巡ってくる可能性は十分ある。「自分の鼻がどうなろうが、チャンスがあれば、やりたい。もう1回折れたって、どうってことない」。31歳で初めて迎えるW杯が、強い覚悟につながっている。

 大会は20日(日本時間21日)に開幕。日本は23日の1次リーグ初戦で、4度の優勝を誇るドイツと対戦する。(ドーハ=勝見壮史)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント