来年5月任期満了の徳島知事選、自民の三木亨参院議員が立候補へ
杉田基
自民党の三木亨参院議員(55)は来年5月の任期満了に伴う徳島県知事選に立候補する意思を固め、所属する二階派の二階俊博元幹事長や後援会に伝えた。12日、朝日新聞の取材に明らかにした。今後記者会見を開き、正式表明する。
三木氏は「元気ある徳島にするために出馬する。揺るぎない決意だ。先頭に立って県民の力を結集させる」と語った。「党に公認を求めることも視野に入れている」とも述べたが、自民県連は支援に否定的。三木氏が得票に関係なく優先的に当選できる比例区特定枠で当選しているためだ。
三木氏は同県吉野川市出身。徳島県議を経て2013年参院選旧徳島選挙区で初当選。19年参院選は特定枠で再選した。父親の申三氏は徳島県知事を務めた。
5期目の飯泉嘉門知事(62)は態度を明らかにしていない。前回知事選では、自民県連と公明党県本部の推薦を受けた。次期知事選に立候補表明したのは、三木氏が初めて。(杉田基)
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