ロナルド、メッシ、モドリッチ… 「最後のW杯」が濃厚なスターたち

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 カタール大会が最後のワールドカップ(W杯)になるかもしれないスター選手は多い。

 ポルトガル代表FWロナルド(37)は5大会連続での出場だ。所属するイングランドマンチェスター・ユナイテッドではベンチに座ることも増え、絶対的な存在ではなくなっているが、代表ではストライカーとして大きな期待がかかる。

 初出場だった2006年大会で4位に入った後はベスト16が最高成績。16年には欧州選手権を制しているだけに、W杯のトロフィーを手にすることは最大の目標と言える。

 ロナルドとともに、世界のサッカー界を引っ張ってきたアルゼンチンのFWメッシ(35)は5回目の出場となる今大会が「間違いなく自分にとって最後のW杯になる」と語る。

 2014年大会は決勝で延長戦の末にドイツに敗れ、あと一歩のところで悔しさを味わった。昨年の南米選手権ではチームを28年ぶりの優勝に導き、団結力は高まっている。マラドーナが活躍した1986年大会以来のW杯優勝はメッシの悲願でもある。

 クロアチアのMFモドリッチ(37)は4年前のロシア大会で準優勝に導き、MVPを獲得した。労を惜しまない守備と芸術的なパスは健在だ。今大会も主将として引っ張る。

 ブラジルのDFアウベス(39)は昨年の東京五輪にオーバーエージ枠で出場し、優勝に貢献した。現在はメキシコリーグでプレー。豊富な運動量でチームを助ける。

 ウルグアイのFWスアレス(35)にとってW杯といえば、故意のハンドによる退場、かみつき行為での追放など、騒がせてきた印象が強いが、過去3大会で計7ゴールを挙げている。勝負強さを発揮できるか。

 2014年大会でドイツの優勝に大きく貢献したGKノイアー(36)は守備範囲の広さに加え、足元の高い技術にも定評がある。

 メキシコのGKオチョア(37)は素早い反応を武器に、再三の好セーブでチームを救ってきた。今大会も注目の守護神だ。

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