ロシア軍、ヘルソンから絵画1万5千点持ち出しか 地下組織の情報
ウクライナ軍の関連組織「国民レジスタンスセンター」は12日、ロシア軍がウクライナ南部ヘルソン州から、絵画約1万5千点を持ち出したとする見方を明らかにした。ウクライナ側の地下組織が情報源だとしている。
同州ではロシア軍が11日、州都ヘルソン市などからの撤退を発表している。国民レジスタンスセンターは、ロシア軍がヘルソン市にある州立美術館などから作品を持ち去ったと主張。略奪品を積んだトラック4台が、ロシアが占領するウクライナ南部クリミア半島のシンフェロポリに到着したとしている。
同センターによると、州立美術館のコレクションには、17世紀から20世紀初頭までのイコン(聖像画)のほか、現代作家の作品などがあるという。
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