子どものスポーツクラブや塾の送迎バス、車内に取り残さない対策は?

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島脇健史
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 静岡県牧之原市認定こども園のバスで、置き去りにされた女児(当時3)が亡くなった事件から約2カ月。全国の保育施設などでは国の働きかけもあって、送迎バスの安全対策が進みつつあります。一方で、子どもが利用することの多いスポーツクラブや塾などの送迎バスの場合、対応は事業者に委ねられています。取り組みに温度差が出かねない現状といえそうです。

 大阪府内のスイミングスクールで8月末、小学校低学年の男児2人が送迎バスに10分間、取り残された。2人とも車内で寝ていたのを運転手に気づかれず、別の運転手が見つけた。2人の体調に異変はなかった。

 このスクールの送迎バスは、3歳から高校生まで利用できる。6台が稼働し、運転手はスクールから委託されたバス会社の従業員。降車時に人数点検や車内確認をする決まりだが、当時は運転席から後ろを振り返るだけだったという。

「習い事」の送迎バスの取り残し事案は、大阪以外のスイミングスクールでも起きていました。バス送迎のある学習塾での取り組みや、国の動きから「習い事」バス対策がこぼれ落ちている現状が記事後半で明らかになります。

 スクールは保護者に事実を公…

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