「誰にも起きうる」子の車内置き去り 夏ではなくても熱中症の危険

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甲斐江里子 華野優気
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 大阪府岸和田市の市立保育所の駐車場にとめた乗用車内で12日夕方に見つかり、死亡が確認された女児(2)について、大阪府警は14日、司法解剖の結果、死因は熱中症だったと発表した。車内に置き去りにされた幼い子どもが、熱中症とみられる症状で死亡する事案は後を絶たない。どうしたら防ぐことができるのか。

 今年5月には新潟市で1歳5カ月の男児が車の後部座席に取り残されて死亡。熱中症とみられ、父親が男児を保育園に送るのを忘れたまま出勤していた。2020年6月にも茨城県つくば市で2歳女児が車に7時間近く放置されて死亡。父親は「朝に長女を小学校に送り届けたが、次女も保育所に預けたつもりになっていた」と説明したという。

 今年9月には静岡県牧之原市にある認定こども園の通園バスの車内に3歳の女児が置き去りにされ、熱射病で死亡している。

 子どもの事故予防に取り組むNPO法人「Safe Kids Japan(セーフ キッズ ジャパン)」(東京)の理事長で小児科医の山中龍宏さんは「『置き去りなど起きるはずがない』とひとごとのように考えないことが大切」と話す。予定を抱えて急いでいる時や、普段はやらない送迎を担う日など、「いつもとは違う」「慣れていない」状況で起きやすいという。

 静岡県牧之原市のケースでは…

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