大谷翔平が操る多彩な変化球、軌道を分析した「ピッチングニンジャ」
大リーグのシーズンMVPが17日(日本時間18日)に発表される。
今季のアメリカン・リーグでは、エンゼルスの大谷翔平(28)が2年連続で最終候補に入った。61年ぶりにア・リーグの本塁打記録を更新するシーズン62本塁打を放ち、打率だけ2位で三冠王を惜しくも逃したヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)との一騎打ちの様相を呈している。
2人の熾烈(しれつ)なMVP争いについて、「世界最高の絵」を例えに語ってくれたのは「ピッチングニンジャ」ことロブ・フリードマンさん(56)。
コンピューターで同じ投手の複数の映像を重ね合わせる「オーバーレイ」という手法で球種の軌道を可視化し、打者が惑わされる理由をわかりやすく説明。今や選手から問い合わせを受けるほどの大リーグ機構(MLB)公認アナリストでもあるフリードマンさんに、今季の大谷やジャッジの活躍などについて聞いた。
――大谷の今季の活躍をどう見ていますか。
「私のサイトで11月、『年間最もえげつない投手賞』の投票を行ったんだ。2万3千以上のフォロワーが選んだのがショウヘイで、私も賛同している」
100マイルなのに沈む変化球
「今季はスライダーがすごか…
- 【視点】
【動画必見です!!】 「ピッチングニンジャさん」が語る、大谷選手のシンカーを覚えるまでの推論が興味深いです。打者としてホームズ選手の球の速さ、変化を体感し、それを次の登板で自ら投げてしまう。漫画のような話で、実際の因果関係は分かりません。
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