校歌や校章つくれない小学校 開校まで約4カ月、何が起きているのか

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奥平真也
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 「至誠(しせい)小学校」

 来年4月1日、鳥取県中部に位置する倉吉市に新しく誕生する市立小学校の名前だ。

 市民への公募を経て決まったはずだが、この新校名を巡り、人口約4万5千人の市が揺れている。

 開校まで5カ月を切ったが、新しい校歌や校章も作れない状況だという。一体なにがあったのか。

 倉吉市内には市立小学校が13校ある。だが、児童数の減少のため、市教育委員会は昨年3月、成徳(せいとく)(5月1日現在児童数119人)、灘手(なだて)(同33人)、明倫(同150人)の3校の将来的な統合を決めた。

 先行してまずは成徳、灘手の2校を来年度から統合することになり、地域代表や保護者らによる統合準備委員会が昨年8月に発足。統合後の新たな小学校は、成徳小の校舎を使うことも決まった。

 準備委は今年4月、新たな小学校名を市民を対象に公募した。公募期間の20日間で341件の案が寄せられた。

 準備委は6月、応募案の中から「至誠」を選定。市議会9月定例会で、「倉吉市立小学校及び中学校設置条例」の改正案が可決され、2校の統合と新校名「至誠」が正式に決まった。

 だが、この市議会での議論の中で、思わぬ事実が明らかになった。

 公募で集まった341件のう…

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