アルテミス計画、再び月へ 装備や機器…民間の技術が支える月面活動

有料記事

合田禄
[PR]

 人類の月面着陸をめざす米国主導のアルテミス計画の第1弾「アルテミス1」として、宇宙船オリオンを載せた新型ロケットSLSが米東部時間16日午前(日本時間16日午後)に打ち上がった。

 月での長期滞在や、宇宙ステーション「ゲートウェー」をつくるなど、計画は壮大。現地で活動する宇宙飛行士の装備や機器の開発には、民間企業も加わっている。

 米国内での準備の中心地が、米南部テキサス州にあるNASAのジョンソン宇宙センターだ。

 無重力に近い状況を再現できる深さ12メートルの巨大なプールの底では、月面を模した岩などが置かれ、宇宙服で歩く試験を繰り返していた。

 月面着陸時に使う宇宙服の開…

この記事は有料記事です。残り546文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません