明暗を分けた14秒 試合後、吉田麻也が開いた2分間の「反省会」

有料記事森保ジャパン

照屋健
[PR]

 2018年7月2日、ロシア・ロストフナドヌー。

 ワールドカップ初のベスト8進出を目指していたサッカー日本代表は、決勝トーナメント1回戦で優勝候補のベルギー代表と対戦した。

 2点をリードしたところから3点を失う、衝撃的な逆転負けだった。

 ピッチに座ってうつむく選手がいた。

 ロッカールームではユニホームを脱ぎ捨て、裸のままぼうぜんと立ち尽くす選手もいた。

 日本代表の分析スタッフだった片桐央視さん(38)はロッカールームに戻ってすぐ、こう声をかけられた。

 「ちょっと映像を見せてください」

 声の主はDFの吉田麻也だった。

 吉田の声をきっかけに、片桐…

この記事は有料記事です。残り973文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません