拓銀破綻は北海道に何をもたらしたか 北洋銀頭取に聞く

有料記事

聞き手・日浦統
[PR]

 1997年11月17日。北海道拓殖銀行は巨額の不良債権を抱えて、経営破綻(はたん)した。北海道開拓の資金を供給するためにつくられた「国策銀行」は設立から97年で幕を閉じた。道内の店舗網を譲り受けた北洋銀行はいま、道内トップバンクとして人口減が急速に進む道内経済を金融面から支える。25年前の破綻が道内金融界にもたらしたものは何なのか。安田光春頭取(63)に聞いた。(冒頭1問を除き 書面回答)

 ――拓銀の破綻は道内経済にどんな影響をもたらしたのでしょうか。

 「拓銀の破綻で道内経済は混乱をきたしたのは事実です。金融機関は地域の重要なインフラのひとつ。北洋銀行が道内の営業を譲り受けたことは北海道経済の安定に貢献できたと考えています。その後、札幌銀行を合併し、北海道銀行と道内2行で長い間、経済を支えるために切磋琢磨(せっさたくま)しながら努力してきたと自負しております」

旧拓銀支店との統廃合、丁寧に説明

 ――97年の破綻時は何をしていましたか?

 「与信管理室という貸し出し…

この記事は有料記事です。残り1461文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント
富はどこへ 異次元緩和10年 5つのなぜ

富はどこへ 異次元緩和10年 5つのなぜ

金融緩和とは結局、何だったのか。分かりやすいイラストや専門記者の解説で探るとともに、私たちの暮らしへの影響を検証します。[記事一覧へ]