ゼレンスキー氏が反論 ポーランド着弾は「ロシアのミサイルだ」

ウクライナ情勢

オデーサ=喜田尚
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 ポーランドのウクライナ国境近くの村にミサイルが着弾し、2人が死亡した問題で、ウクライナのゼレンスキー大統領は16日夕、「ロシアのミサイルであることを疑っていない」と述べた。ウクライナ軍の分析に基づく判断だと強調。ウクライナが迎撃のために発射した地対空ミサイルの可能性が高いとする見方に反論した。

 ウクライナ・メディアのインタビューに答えた。

 ゼレンスキー氏はウクライナに現場へのアクセスを認めるよう求め、合同調査グループにウクライナの専門家も含まれるべきだとの考えも示した。

 この問題では、ポーランドのドゥダ大統領や北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長らが、着弾したのはロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナが迎撃のため発射した地対空ミサイルである可能性が高いとの見方を示している。

 ポーランドへのミサイルの着弾は15日午後、ロシアがウクライナ各地のエネルギー施設を狙って過去最大級のミサイル攻撃を行う中で起きた。ウクライナ国境から7キロほど離れたポーランド南東部の村に着弾、爆発した。

 ポーランドがNATO加盟国であることからゼレンスキー氏は「集団安全保障に対するロシアのミサイル攻撃だ」として「行動」を訴えたが、ロシアは関与を否定した。バイデン米大統領も「軌道を考えると、ロシアから発射された可能性は低い」と述べた。

 ウクライナのウニアン通信によると、ゼレンスキー氏はウクライナの地対空ミサイルであるとの見方について、ウクライナはまだ証拠を受け取っていないとも述べたという。(オデーサ=喜田尚)

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