マスク不着用で「反則負け」 そもそも将棋になぜ厳格なルール?

有料記事

村瀬信也
[PR]

 将棋のトップ棋士の一人、佐藤天彦九段(34)が、対局中のマスク不着用を理由に反則負けとなる異例の出来事が起きた。日本将棋連盟の規定に違反したと判断された。そもそも、対局中に言葉を交わさない将棋でなぜそのようなルールが運用されるようになったのか。

 反則負けがあったのは、第81期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の4回戦で、10月28日に東京都渋谷区将棋会館で行われた。佐藤九段は午前10時の対局開始からつけていたマスクを、午後11時過ぎから継続的に外した。30分ほど経ち、対戦相手の永瀬拓矢王座(30)が対局室の外で主催者側に「(不着用の時間が)長すぎる。反則負けではないか」と指摘。連絡を受けた連盟の佐藤康光会長(53)と鈴木大介常務理事(48)が協議し、連盟の常務会として反則負けを決定した。朝日新聞と毎日新聞の担当記者も主催者として同意した。

マスク不着用で反則という厳しいルールの成り立ち、佐藤天彦九段の反論。記事の後半では、将棋界特有の対局環境についてもご紹介します。

■「反則」明記のルール…

この記事は有料記事です。残り1282文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(春トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

春トク_2カ月間無料