ホンダ、2年ぶりの新型はZR-V 「ミドルSUV」で巻き返し狙う

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神山純一
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 ホンダは17日、国内で2年ぶりとなる新型車のスポーツ用多目的車(SUV)、「ZR―V(ゼットアールブイ)」を来年4月21日に発売すると発表した。売れ筋の「ミドルSUV」にラインアップを追加し、軽自動車に比べて存在感の薄い普通車で巻き返しをめざす。

 電気自動車を除き、2018年の軽自動車「N―VAN」以来、同社で4年ぶりの新型車。ハッチバック「シビック」のエンジンと車台を活用したSUVで、雪道でもスリップを減らして力強く走ることができる「スノーモード」など四つの運転モードがある。

 ハイブリッド車(HV)とガソリン車を用意し、いずれも前輪駆動と四輪駆動がある。HVは新開発した排気量2リットルの直噴エンジンと、二つのモーターを組み合わせた。消費税込みの希望小売価格はハイブリッド車が329万8900~411万9500円、ガソリン車は294万9100~376万8600円。

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