「ととのう」を知った「ミスねぶた」 サウナカーで伝える故郷の魅力

有料記事

土肥修一
[PR]

 サウナブームが続くなか、青森県むつ市出身の女性がこの夏、Uターンしてサウナカーの営業を始めた。内装にむつ産の青森ヒバを使い、五戸で作られたまきストーブを置くなど、青森の魅力が体感できるとあって評判を呼んでいる。

 「青森ヒバサウナカー」の営業を始めたのは、冨岡未希さん(36)。むつ市の出身で八戸市で育ち、高校卒業後は東京の大学に進学して、都内の会社で働いていた。

 サウナに興味を持ったのは数年前。都会の生活への疲れもあり、心身の調子を崩したときだった。姉の勧めでサウナに行ったところ、心身が安らぐ「ととのう」感覚を味わった。

 「何も考えずに、すごくリラックスした状態になれる。ガチガチに固まった体がリセットされる感じがした」と話す。

 仕事の前後に週5日通うほどサウナにはまり、体調も次第に良くなった。

 もともと会社員のかたわら「ミスねぶた」として活動するなど、故郷への思いが強かった冨岡さん。コロナ禍を経て、好きな青森とサウナを合わせた事業ができないか考えていた。

 そんなとき、働いていた会社が副業を認めたことから、県内を移動しながら青森の良さをアピールするサウナカーの営業を思いついた。自己資金に加え、宣伝を兼ねたクラウドファンディングで資金を集めた。

 サウナカーは、キャンピングカーの製造を手がけるつがる市内の業者に依頼。おしゃれな軽トラックの荷台にサウナ室を付けた。

 サウナ室には最大で同時に3人まで入れ、熱した石に水をかける「ロウリュ」も楽しめる。水には青森ヒバから抽出した蒸留水や、おいらせ町でとれたハーブを使ったハーブ水を使う。

 今年に入って県内に移住し、6月に会社を設立。8月に営業を始めてからは、キャンプ場やリンゴ園、イベント会場などを巡回している。

 自然の中でサウナを味わえ…

この記事は有料記事です。残り286文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント