朝食食べない高校生向けに富士北稜高校の生徒が朝食レシピ集を作成

佐藤靖
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 朝食を食べない高校生は4人に1人――。そんな山梨県富士吉田市の現状の打開につながればと、同市の富士北稜高校の生徒たちが、自ら手軽に作れる朝食レシピ集「Morning Cooking」を作った。市は今後、市内の高校生に配ることにしている。

 市が3年前に実施した調査によると、市民の5人に1人が朝食をとっておらず、なかでも高校生は4人に1人という結果だった。そこで市は同校で「健康と朝食」をテーマに授業したのをきっかけに、生徒たちに呼びかけ、レシピ集の作成を思いついたという。

 レシピを考えたのは5人の生徒。実際に作って試食してみて、メニューを選んだ。枝豆やあいびき肉などで握るカラフルなおにぎりや、食パンをチーズやカレーなどでアレンジし、見栄えにも気を配った。

 朝食の定番の納豆を使った料理や、オムレツも紹介。いずれも朝の忙しい高校生でも簡単に、15分以内に調理できるものに絞った。

 レシピを写真共有サイト「インスタグラム」に投稿し、QRコードを読み取れば、アクセスできるようにした。朝食で果物をとる利点について栄養士にインタビューした内容も掲載した。

 3年の小林桃寧さんは「SNSへの投稿で朝食の大切さを発信しています。朝食を食べてくれる人が増えたらいいなと思う」と語った。(佐藤靖)