「鎌倉殿」が来た自治体、嵐のような日々 ロケツーリズムの取り組み

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南島信也
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 映画やドラマのロケ地となることで地域活性化につなげる「ロケツーリズム」に、官民一体で取り組む自治体が増えている。地域を盛り上げた作品とその地域を顕彰するロケーションジャパン大賞は13回目となり、静岡県内では6作品5市町がノミネートされている。大河ドラマ鎌倉殿の13人」(伊豆の国市)と映画「ツユクサ」(西伊豆町)の二つの候補地から、ロケによるまちおこしのいまを探った。

 「いきなり横綱が来たような感じだった」。伊豆の国市大河ドラマ推進室の佐藤健太さん(44)は振り返る。2020年1月にNHKが「鎌倉殿の13人」の制作を発表し、市にとって嵐のような日々が始まった。

 伊豆の国市は北条義時生誕の地で、ドラマ序盤の舞台となることから、官民一体の地域活性化策の柱として大河ドラマ館を設置することはすぐに決まった。ところが、その場所と事業規模をめぐって市議会が紛糾し、最終的には事業費を大幅に縮小してオープンにこぎ着けた。スタートは出遅れたものの、大河ドラマの影響力は大きく、11月5日に入場者が15万人を突破し、目標だった年間10万人を大幅に上回っている。

 21年7月から22年9月ま…

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