北海道8477人感染、18人死亡 札幌でBQ1.1初確認
新田哲史
北海道内では18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8477人確認された。前週の同じ曜日(11日)より566人多く、14日連続で前週を上回った。死者の発表は18人だった。
札幌市は18日、市内の陽性検体を解析したところ、欧米で流行しているオミクロン株の派生系統「BQ.1.1」が道内で初めて2例確認されたと発表した。
病床使用率は全道で48・2%、札幌市は52・3%まで上昇した。10万人あたりの感染者数は10月26日以降、全国最多が続く。
政府は18日、保健医療への負荷が高まった場合、都道府県が独自に「医療ひっ迫防止対策強化宣言」などを出し、住民に協力を要請できる仕組みを決めた。道はそれを先取りして15日、混雑した場所への外出を控えることなど対策の強化を道民に呼びかけた。
鈴木直道知事は18日の対策本部会議で、「市町村や関係団体と連携しながら、対策の強化について丁寧に呼びかけてほしい」と職員に指示した。(新田哲史)
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