志村氏、立候補を正式表明 知事選 SNSで公約募る

自民

羽場正浩
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 来年1月5日に告示、22日に投開票される山梨県知事選をめぐり、自民党県議の志村直毅氏(53)=笛吹市=が18日、甲府市で開いた記者会見で立候補を正式表明した。今の県政を「意に沿わないものを切り捨てる独断専行型」と指摘し、再選をめざす長崎幸太郎氏(54)との対決姿勢を鮮明にした。

 志村氏は所属する県議会最大会派の自民党誠心会からの要請を受けて立候補を決めた。長崎氏に批判的な立場の同会について「県民目線に立ち、是々非々の姿勢を貫いてきた」と説明。議会への説明不足、進む少子化、教育現場の現状などを挙げて「どれもほっとけない」と述べた。

 長崎県政の富士山登山鉄道構想に関しては「地元との合意形成がなく、軌道を整備する意義が感じられない」と凍結を明言。計画が見直された総合球技場については「建設をめざす」とした。詳細な公約づくりに向け、SNSなどを通じて県民から「山梨の公約」を募る考えも示した。

 自民分裂の県知事選となる点には、「知事の4年間の県政が自民党の県議会を分断させてきた。それを作り直す思いで出馬する」と語った。

 県知事選には、元笛吹市長で市民団体の共同代表を務める倉嶋清次氏(74)も立候補を表明している。

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 自民党県連は19日、国会議員と県議団の合同会議を開く。志村氏と長崎氏から出されている推薦依頼の取り扱いを話し合うためで、協議の行方が注目される。(羽場正浩)