97歳運転の車にはねられ40代女性が死亡 福島、ほか4人軽傷
三井新 滝口信之
19日午後4時50分ごろ、福島市南矢野目の市道で、同市の男性(97)が運転する軽乗用車が、歩道を歩いていた40代の女性1人をはねた。女性は頭部を強く打ち、死亡した。男性は頭部を打ち軽傷。福島北署によると、「車が歩道を暴走していた」との目撃談もある。
署や消防によると、男性の車は女性をはねた後、車道を走っていた車3台に衝突。うち2台に乗っていた20~100歳代の女性計4人も軽傷。現場は片側1車線で見通しはよい。(三井新 滝口信之)
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- 【視点】
あまりに大きな犠牲をともない言葉もない。こうした事故が起きるたびに対策が報じられるがまた起きてしまう。多くの高齢者は自ら判断して運転を控えるようになるが、根拠なく自分に自信を持って高齢になっても運転を続ける人は存在する。またこの97歳男性も