村元哉中、高橋大輔が挑んだNHK杯 第一人者が見た進化と伸びしろ

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構成・吉永岳央
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯が閉幕した。アイスダンスの村元哉中(かな)、高橋大輔組(関大ク)はリズムダンス(RD)5位、フリー7位で総合6位。小松原美里、尊組(倉敷ク)はRD8位、フリー9位で総合9位だった。

 全日本選手権のアイスダンスを過去4度制し、2006年トリノ五輪で日本勢史上最高タイの15位に食い込んだ第一人者、木戸章之さんは今回のNHK杯をどう見たのか――。

木戸章之の目

 村元、高橋組は「見せる」ことに関して、ずいぶんしっかりと練習してきたなと感じました。演技の完成度が一層上がってきた、というのが第一印象です。

 「さすが」と感じたのは、ラテンを踊ったRD。高橋選手はシングル時代からラテンが得意な選手でした。やっぱり、アイスダンスでも持ち味が存分に出ていました。

 高橋選手は、単純にビート、リズムを数えて音楽に合わせるのではなく、音楽の「雰囲気」を感じ取る能力がすごく高い。余韻を含め、感性の部分を体の動きでバッチリ表現できていた。シングル時代にも増して、さらに磨きがかかっていたと思います。

 村元、高橋組、小松原組に共通して言えることは、去年に比べてエッジをかなり深く倒していました。レベルを稼ぐには、エッジを倒さなければいけない。かなりの練習を積んできたことは明らかです。

 ただ、あえて注文をつけると…

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