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小さく生まれた赤ちゃんと家族のために 成長記録しやすい母子手帳

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角津栄一
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 群馬県は、早産などで小さく生まれた赤ちゃんと家族向けの母子手帳「リトルベビーハンドブック」を作成し、今年度中に希望者に配布する。母子健康手帳に子どもの成長を記録する欄があるが、小さく生まれた子には使いづらいとの声が届いていたという。

 厚生労働省によると、出生時の平均体重は約3キロ。出生体重が2500グラム未満は低出生体重児(全体の8・1%)、1500グラム未満は極低出生体重児(同0・6%)とされている。

 県によると、県内の極低出生体重児は年間80人程度と推計されている。リトルベビーハンドブックは、極低出生体重児が対象だ。

「落ち込んでしまう」家族の声受け

 小さい赤ちゃんを育てる県内…

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    田中宝紀
    (NPO法人青少年自立援助センター)
    2022年11月22日15時10分 投稿
    【視点】

    低出生体重で生まれた子どもの中でも小さく生まれた、極低出生体重児を対象としたハンドブック。全体の割合から見れば少ないケースではありますが、出産直後から子が集中治療を受ける保護者へのサポートは重要な取り組みです。 この記事を読んで、自分