出羽海一門を破門になった北の富士 「布団が足りず…」苦労した過去

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抜井規泰
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 東京・両国の春日野部屋

 何年か前のことだ。稽古場の火鉢の前に座る春日野親方(元関脇栃乃和歌)が、若い衆に声をかけた。

 「きょうは、どっちだ?」

 角界には「手が合う」という隠語がある。仲が良い、という意味だ。春日野親方と出羽海親方(元幕内小城乃花)は、周囲から「ニコイチ」と評されるほど手が合う。ゴルフはいつも2人一緒、朝稽古も互いの部屋を行き来させている。

 「どっちだ?」というのは、お前はきょう、どっちの部屋で稽古するのかと尋ねている。若い衆が「部屋です」と答えると、親方は「はい、行ってらっしゃい」。

 え? 「部屋です」といった…

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