「訴訟の目的」を加え徹夜で書いた訴状 夫が自死した赤木さんのため

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森下裕介 松浦祥子
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 大切な人を自死で亡くした遺族は、さまざまな思いを抱く。

 「なぜ、こんなことに」「あの時、自分が○○していれば」「私のせいだ」「誰にも知られたくない」――。

 生越(おごし)照幸弁護士(52)が、そんな遺族らを法律面で支える「自死遺族支援弁護団」を設立して12年。悲しみに暮れる遺族に心を寄せながら、相続や借金トラブルなどの問題解決に取り組んできた。

 2020年1月に出会った女性は、夫が自宅で自ら命を絶ったことがすでに広く報道されていた。その家で一人、暮らし続けているという。そんな遺族には、これまで会ったことがなかった。夫を亡くした居間で食事をしている女性の姿を想像した。

「何のために提訴するのか」伝える

 徹夜を重ね、訴状を書き上げ…

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