前田大然のドイツ対策 ノイアーに「トップスピードで狙いすぎると」

森保ジャパン

岩佐友
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 最前線から球を追うのは守るためだけではない。いかにゴールにつなげるか。

 サッカー日本代表のFW前田大然(25)は常に考えている。

 23日のワールドカップ(W杯)初戦でぶつかるドイツには、足元の技術が高いGKノイアーが最後尾で構える。

 19日の練習後、世界有数の守護神を相手に意識したいことを聞くと、こう答えた。

 「あまりトップスピードで狙いすぎると、切り替えされる。そこはうまくやれればと思う」

 緩急をつけた「足」は、得点を予感させる武器だ。

 6月の親善試合・ブラジル戦ではバックパスを受けたGKアリソンに、猛然とプレスをかけた。

 ゆっくりとしたランニングから急加速し、距離を詰め、右足を伸ばした。わずかにボールに届かなかったが、あわてた王国の名手はピッチの外に蹴り出した。

 開始直後でも終了間際でも、同じことを愚直に続けられる。「やらないで後悔したくない。GKにプレスをするのも、いつか自分の足に当たって、ゴールに入ると思ってやっている」

 わずかでも可能性があるのならと、足を動かす。

 守備に秀でると評価されがちだが、前田は「チームを助けるゴールを取りたい」とストライカーとしてのプライドをのぞかせる。

 今大会の日本代表のFWは得点力がないという批判にも「ゴールを取ればいいだけ」ときっぱり。

 2021年のJ1では23ゴールを挙げ、得点王に輝いた。22年はシーズン途中にセルティックへ移籍し、6得点。今季も3得点と、決定力を磨いている。

 強豪国とぶつかる大舞台でも、貪欲(どんよく)にゴールを狙う。(岩佐友)

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