「いい大人が…」ふざけ続けていぶし銀 光石研は笑顔を忘れない

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中沢絢乃
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 「大体のドラマは若い方が主流で出ている中、おじさん3人の話がドラマになるなんて、とても光栄です。無邪気におじさんが遊んでいる姿が面白いんだろうと思って、理屈抜きにとにかく無邪気にやりました」

 BS―TBSのドラマ「帰らないおじさん」(木曜夜11時、原作・西村マリコ)に主演する光石研さん。同世代の高橋克実さん61歳、橋本じゅんさん58歳とともに、仕事後に公園に集まって全力で遊ぶおじさん役がはまっている。様々な役柄を演じつつ、どんな現場も笑顔で楽しむ61歳の本領発揮だ。

 演じるのは真面目で人のよさそうな銀行支店長の星さん。「でも公園に行くと子どもっぽく遊ぶっていうギャップが面白い役。子どもの頃からふざけるのが大好きだったので、そこは共通のところかな」。自身も子どもの頃によく遊んだ野球盤や「だるまさんがころんだ」で、ドラマの中でも真剣に遊び倒す。

あの監督との出会いが転機に

 北九州市出身。高校在学中に映画「博多っ子純情」(1978年)の主役でデビューした。福岡を舞台にした男子中学生3人の成長物語。友達からオーディションに誘われたのがきっかけという。「学校ではふざけるごとに怒られてばかりだった。でも映画業界の人たちだけが面白がってくれたんです」

 それから数々の映画やテレビドラマに出演するが、30代に入ると仕事が減り、苦しい時期があったという。「どの男子もそうでしょうけど、青年から大人になる時って色々大変でしょうから。まあその時僕も、ご多分に漏れず、仕事がなかった」

幅広い役柄を演じ「名脇役」とも称される光石さん。真剣に遊ぶおじさん役に心奪われた記者が「どうやって演技力を?」と尋ねると、意外な答えが返ってきました。「身に付けてないんですよ。ぶっちゃけ――」。続きは記事の後半で。

 転機になったのは、初めてや…

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