あの日、芝生に崩れ落ちた選手たち…森保監督、壁を破るための4年間

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ドーハ=勝見壮史
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 劣勢になってもあきらめない。1点を返してさらに攻勢をかける日本。後半38分、ロングボールを受けた浅野拓磨が豪快に決勝点をねじ込んだ。強豪ドイツを相手に鮮やかな逆転劇。歴史的勝利を飾った。

 4年前のサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会。日本は決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で終了間際に失点し、8強入りを逃した。崩れ落ちる選手たちを、コーチとして見守っていたのが現代表の森保一監督(54)だった。

 そこが出発点だ。

「ドイツ、スペインとW杯で戦える。こんな幸せな機会はない」

 どうしたら、16強の壁を破れるのか――。キーワードは「世界基準」と「野心」だ。

 ロシア大会後に監督に就任すると、まず目をつけたのは、日本を飛び出して活躍する若武者たちだった。

 世界のサッカーの中心は欧州。「海外で結果を残している選手は、日本代表の試合に出る権利がある」。過去の実績にとらわれず、この日同点ゴールを決めたMF堂安律ら、当時20歳前後の若手を初招集した。

 指揮官は選手に訴えた…

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