前半8分、前田がシュート ゴールネットを揺らすもオフサイドの判定
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は23日、ドーハのハリファ国際競技場で1次リーグE組初戦が行われ、日本代表(世界ランキング24位)は、4度の優勝経験を誇るドイツ代表(同11位)と対戦した。
日本は前半8分、中盤で鎌田がボールを奪うと、素早く右サイドの伊東へ展開。走り込んだ前田が滑り込みながらのシュートでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
国際Aマッチでの過去の対戦成績は、日本の1敗1分け。日本が、W杯で優勝経験国と対戦するのはこれが3度目で、勝てば初めてになる。
日本が過去に出場した6大会のうち、16強入りした2002年日韓大会、10年南アフリカ大会、18年ロシア大会は、いずれも初戦で勝ち点を獲得。初の8強入りを目指すチームの行方を占う重要な一戦になる。
日本代表の先発は次の通り。
▽GK 権田修一(清水)▽DF 吉田麻也(シャルケ)、板倉滉(ボルシアMG)、酒井宏樹(浦和)、長友佑都(FC東京)▽MF 田中碧(デュッセルドルフ)、遠藤航(シュツットガルト)、鎌田大地(Eフランクフルト)、伊東純也(Sランス)、久保建英(Rソシエダード)▽FW 前田大然(セルティック)
ドイツは2014年ブラジル大会の優勝を経験したミュラーやノイアーらが先発に名を連ねた。
日本はドイツ戦の後、27日午後1時(同27日午後7時)からコスタリカ、12月1日午後10時(同2日午前4時)からスペインと対戦する。
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