交通事故の集計、抜け穴はふさがれた 警察庁が改めたデータの分析法

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山崎啓介
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 交通事故が頻発している危険な交差点のランキングを日本損害保険協会が公表した。上位には東京や大阪の大規模な交差点が並んだが、都道府県のトップ5を見ると、信号機がないような小さな交差点が今回、初めてランクインした場所もあった。警察が人身事故を集計する方法が変更になったためだ。

 「今回発表された2021年のランキングは、現実により近いものになったはずだ」

 損保協会が都道府県警などと協力して毎年公表している「全国交通事故多発交差点マップ」について、警察庁交通企画課の担当者はそう語った。

 損保協会などが危険な交差点を公表する背景には、交差点周辺での事故が人身事故の過半数を占めている現状がある。実際、21年に全国で起きた人身事故は30万5196件で、その57%にあたる約17万件が交差点やその近くだった。

課題だった「みえない交差点」とは

 ただ、従来のランキングには課題もあった。

 信号機がなかったり、名前がなかったりする小さな交差点は、事故がどんなに多発していてもランキングに入ってこなかったのだ。

 朝日新聞は、警察庁が公開し…

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