「ギラギラ感すごかった」元スカウトが語る浅野拓磨、森保監督が発掘

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福冨旅史 辻健治 黒田陸離 戸田和敬
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 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で23日、日本は優勝経験のあるドイツに2―1で勝利した。決勝点を挙げたのは、2013~16年にサンフレッチェ広島に在籍した浅野拓磨選手(28)。現代表の森保一監督(54)は当時、広島の監督として浅野選手を指導していた。広島ゆかりの2人の活躍に、地元でも歓喜の声が上がった。

 「スピードと思い切りの良さ。あのゴールが象徴していますよ」。サンフレッチェ広島の強化部長の足立修さん(50)は、浅野選手がドイツ戦で決勝点を奪った場面をテレビで見守った。

 スカウトとして、三重・四日市中央工高でプレーしていた浅野選手を獲得した当時を振り返る。7人きょうだいの三男として育った浅野選手は「プロになり、海外へ行って日本代表になって、稼いで家族を楽にさせる、と言っていた」という。その印象は「ギラギラ感がすごかった。絶対(広島に)取りたいと思った」。

 2013年に広島に入団する…

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