アディショナルタイム長くなった?元国際審判「正されたとの見方も」

有料記事

藤野隆晃
[PR]

 サッカーは前後半を合わせて90分間のスポーツ。そのイメージが、ワールドカップ(W杯)カタール大会で変わりつつある。

 アディショナルタイム(追加時間)が長いことが、開幕直後から話題になっている。

 追加時間は、選手の負傷や交代などでプレーが止まった時間を補うため、前後半の終了間際に追加されるものだ。

 21日(現地時間)のイングランド―イラン戦の前半では、イランのGKがけがで交代した影響もあり、追加時間が14分と表示された。

 22日のアルゼンチンサウジアラビア戦の後半は、追加時間が8分と表示された。そしてサウジアラビアの選手が負傷した影響で、結果的に追加時間は14分となった。

 今大会の審判委員長を務めるピエルルイジ・コリーナ氏は開幕前、「主審はロスした時間について、正確に計測して追加する」と説明していた。

「フットボールの魅力と価値を高めようという考え方」

 なぜ、こんなに長くなっているのか。元プロサッカー審判で国際試合を100試合以上担当した家本政明さんに聞くと、こう答えた。

 「フットボール(サッカー)…

この記事は有料記事です。残り977文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません