サッカー漫画「ブルーロック」原作者 モデルにしたい日本代表は三笘

清水優志
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 高校生FWたちの生き残りをかけた戦いを描く人気サッカー漫画「ブルーロック」の原作者、金城宗幸さん(34)。ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本がドイツを破った一戦を「歴史的瞬間を見られた」と、いちファンとしても喜んだ。

 金城さんは「前半は予想以上に日本が攻め上がれず、正直、森保ジャパン史上一番厳しい試合だと感じていました」と明かす。だが、日本が布陣を変えた後半は「全く違うチームになった。失点を恐れない『刺し合い』のようなおもしろい試合になりました」。

 先に「刺した」のは日本だといい、「堂安律選手が同点ゴールを決めましたが、プレーに絡んだ三笘薫南野拓実浅野拓磨の3選手を含め、全員に『俺が決める』という気迫を感じました」と語った。

 「ブルーロック」は、世界一のエゴイストストライカーを生み出す物語。日本代表で一番の「エゴイスト」は堂安だという。「『俺が俺が』という日本人らしくないふてぶてしさがあって、体もそう大きくないのに当たり負けしません」

 「ブルーロック」には、実在するサッカー選手のプレースタイルと重ねたキャラクターも数多く登場する。主人公・潔(いさぎ)世一(よいち)のプレースタイルは、元イタリア代表のインザギをモデルにしているという。

 現在の日本代表では、「独特なドリブルのリズムを持った三笘選手をモデルに描いてみたいですね」と語る。

 金城さんは「年齢を重ねて、子どもの時のようにどきどきしなくなっている」という。だが、W杯は「みんな、おもちゃ屋さんではしゃぐ子どもに戻ったように熱狂できる」と感じている。

 ドイツ戦の歴史的勝利で、「日本代表はすでに新しい景色を見せてくれました。でも、さらに先を見てみたい。目標のベスト8以上、いや、優勝してほしいですね!」とエールを送った。(清水優志)

ブルーロック

 日本のW杯優勝を目指し、300人の高校生FWが育成寮「青い監獄(ブルーロック)」に招集される。希代のストライカーを生み出すのが狙いで、求められるのはただ一人、世界一のエゴイスト。主人公の潔(いさぎ)世一(よいち)らが生き残りを懸け、自身のエゴを育てる前代未聞の選抜訓練に挑む物語。

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