「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の興津洋樹記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します。
「軽やかなり挑戦者 その先は」「一流の重圧 一流の余裕」「夢のまた夢を叶える」「大きなライバル自分超え」「ショータイム!夢の通過点」「努力のかいだん 夢の近道」「もっと翔べると平きな笑顔」「夢のまた夢、を魅せてくれ」「大谷選手のすごさはレベチ」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?
今月の優秀作
天才達の 夢の続きを 見守りたい(小出亘さん 67 宮城県)
プロの強さ 一歩先の夢にあり(吉田花奈さん 中3 埼玉県)
頂点に満足しない才能(上地宗太さん 高2 三重県)
重圧もほほ笑み返し、ルース越え(星貞裕さん 61 神奈川県)
History 刻み続ける大谷流(奈良握さん 61 神奈川県)
(編集者の見出しワンポイント)あえて一つに絞る
羽生九段と大谷選手という超一流の2人が登場する今回。「プロ」「天才」などさまざまな言葉を使い、2人に絡めようと試行錯誤を重ねた投稿作が多くありました。
私は今回、思い切って大谷選手に絞りました。羽生九段の話は導入部分と考え、編集者として一番伝えたいことは大谷選手の心構えだと思ったからです。このように焦点を絞ることも時に効果的です。
(編集者の見出し)世紀の二刀流 さらなる夢へ
「100年に1人」から連想…