オスプレイ計画受け入れ 「100億円」事業に懸念 福岡有明海漁連

外尾誠
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 佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊オスプレイ配備を佐賀県有明海漁協が容認したことを受け、九州防衛局の伊藤哲也局長らが25日、空港近くに漁場を持つ福岡県柳川市の福岡有明海漁連を訪れて経緯を報告した。

 非公開の会談後に両者が取材に応じた。漁連の西田晴征会長はオスプレイ配備について「防衛上のことで異論はない」と伝えた。一方で、佐賀県が「着陸料」名目で国からもらい、漁業振興の基金などに充てる100億円などで、海の環境に悪影響を与える事業が行われる懸念も示したという。

 伊藤局長は「色々と意見をうけたまわり、参考になった。情報交換や説明を続けていきたい」と話した。(外尾誠)

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