ヘビが5歳児に巻き付き水中へ、祖父救出 「ここはオーストラリア」
オーストラリア東部で、体長3メートルのニシキヘビが5歳の男の子の足に巻き付き、プールに引きずりこむ事件があった。25日、地元メディアが報じた。
事件はサーファーや観光客に人気のバイロンベイ近くで起きた。地元テレビ局によると、祖父宅のプールサイドを歩いていた男の子に、茂みから飛び出したニシキヘビが襲いかかり、プールに引きずり込んだ。祖父(76)がすぐにプールに飛び込み、男の子を救出。父親が足に巻き付いていたヘビを引きはがした。男の子は足をかまれて傷を負ったが、毒ヘビではないため命に別条はないという。
地元でヘビが出るのは珍しくないといい、父親はインタビューで「ここはオーストラリアだからね」と話した。ただ、プールの近くでヘビを見たのは初めてだったと話し、「これまではプールの周りにクモがいないか気をつけていたけど、これからはヘビにも気をつけないと」と語った。男の子を襲ったヘビは、父親が茂みに戻したという。(日高奈緒)
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