砂像で「ゲゲゲ」、制作進む 調布で水木しげる生誕100周年記念

狩野浩平
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 東京都調布市の布多(ふだ)天神社の境内で、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の登場人物を砂でかたどる「サンドアート」の制作が進んでいる。漫画の作者、水木しげる(2015年没)の生誕100周年記念イベントの一環。水木の命日である11月30日までの完成を目指している。

 制作するのは、国際的に活躍するサンドアーティストの保坂俊彦さん(48)。24日、保坂さんが油絵用の道具で砂を削り、主人公・鬼太郎の顔を浮かび上がらせると、大勢の通行人が足を止めてカメラを向けた。白無垢(むく)と紋付きはかまのカップルが並んで記念撮影する姿も見られた。

 像の高さは約2メートル。まず大きな木の枠に7トンの砂を入れ、圧力をかけて押し固めた後、枠を外して削り出す。雨が降ればテントをかぶせ、表面が乾燥すれば水を吹きかけるなど、細心の注意を払う。削り終えた後は表面をのりでコーティングする。

 保坂さんは東日本大震災の被災地・宮城県東松島市で地域おこし協力隊として活動しているが、過去には調布市に計15年ほど住んでいた。ゲゲゲの鬼太郎は子どもの頃から愛読していたという。「とても夢がある作品で、自分も妖怪について空想した。像にするときに2次元の絵のテイストを崩さないよう、慎重につくっていきたい」と話した。

 30日午後1時には同所で完成セレモニーが予定されている。像は12月20日まで展示される。(狩野浩平)

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