ロシアの動員兵、来夏にも死傷者10万人に到達か 独立メディア報道

ウクライナ情勢

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 ロシア系独立メディア「バージュニエ・イストーリイ」は25日、ロシアで動員された兵士の死傷者が来夏までに10万人に達する可能性がある、との予測がロシア政府内部で出ていると報じた。軍の参謀本部と、情報機関の連邦保安局(FSB)にそれぞれ近い2人の人物が情報源だという。

 動員兵をめぐっては、装備や訓練が不十分なまま戦場に送られる事例がSNSなどで相次いで指摘されている。バージュニエ・イストーリイによると、FSBに近い情報源は「今は動員兵の力を借りて時間を稼ぎ、戦線を安定させる。そして来春、(作戦を)全てやり直す」と強調。動員兵の損失については、「恐れることはない。徴兵制で集めた兵士が代わりになる」と話しているという。

 ロシア国防省は10月28日、30万人を動員したと発表した。バージュニエ・イストーリイは、動員兵の死傷者を10万人とするロシア政府内での予測が現実になれば、動員兵の3人に1人が殺されるか、負傷することになる、などとしている。

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    服部倫卓
    (北海道大学教授=ロシア・東欧)
    2022年11月28日11時13分 投稿
    【視点】

    人命を数字で語るのは憚られるが、記事にある死傷者10万人という数字自体は、驚くには値しない。ロシアのウクライナ侵攻から、9カ月ほどが経過したが、ロシア側の死傷者はおそらく10万人近くに達していると見られる。同じような規模の戦闘が続いていけば