岐阜バスをラッピングしてツアーへ 来年80周年 学生が協力
岐阜バスを運行する岐阜乗合自動車(岐阜市)は、来年5月の創業80周年を記念したラッピングバスの運行とバスツアーをする。県内在住か在学の学生12人が協力。学生ならではの視点やアイデアが盛り込まれているという。
「岐阜バスプロジェクト」と名付け、公募の学生たちと9月から始まった。16日に中間発表をまとめた。
ラッピングチームのテーマは「SDGsと80周年」。車体の側面には、岐阜城や長良川鵜飼(うかい)などとともに、車いすや盲導犬などを描き、持続可能なまちづくりを表現した。若者をターゲットに「SNS映え」するデザインを意識して、情報を拡散してもらうという。背面のロゴマークはタイヤで「80」の文字とカラーリングでSDGsを表現する。
ツアー制作チームは、4班に分かれてアイデアを出し合う。いずれも日帰りで、サウナを満喫したり、フォトジェニック(写真映えする)な景観を巡ったりする案などが検討されている。同社では実現に向けて、さらに学生と協議を続けることにしている。
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