ハマの守護神、ファンフェスで残留宣言 メジャー断念で目ざすもの
堀川貴弘
ポスティングシステムでの大リーグ挑戦を検討していた横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手(30)が、チーム残留を明言した。
表明したのは、26日に横浜スタジアムで開かれたファンフェスティバルの舞台。そこには山崎らしい決断があった。
ハマの守護神は、かねて「大リーグでのプレーは夢」と公言していた。今オフの挑戦には、ポスティングシステムを申請する必要があるため「球団とはいろんな話し合いをしている。悔いのない判断をしたい」と語り、その去就が注目されていた。
2万7千人のファンが集まったフェスティバルの序盤。山崎がグラウンド中央に設置された舞台に上がり、マイクを握ってこう言った。
「来年、この横浜スタジアムでプレーすることを決めました!」
山崎が登壇した瞬間に、「メジャー挑戦」を覚悟したファンも多かったはず。残留宣言に客席から拍手が湧き、その大きさに山崎は涙をこらえきれなかった。
あいさつが終わり、山崎は決…