25分歩いて会場へ、発音流ちょうすぎ…スピーキングテストの感想は
東京都内の中学3年生を対象とした「英語スピーキングテスト」が27日、都内197会場であった。結果は初めて都立高入試の合否判定にも使われる。テスト後は、手応えを口にする受験生がいた一方、事前に指摘されていた課題に関する意見も聞かれた。
都教委によると、事前に公立中の約7万6千人が申し込み、当日は国私立も含む約6万9千人が受験した。会場は都立高や民間施設などを用い、「通学校から所要1時間以内」になるよう受験生を割り振った。このため、会場まで電車やバスを乗り継いだ受験生も。都教委はバス会社に路線バスの増便を要請したり、一部は中学から臨時直行バスを用意したりした。
三鷹市の女子生徒は自宅から約45分かけて小金井市内の会場に行った。事前に学校から「混雑の可能性がある。バスは使わず駅から歩くように」と指示され、25分ほど歩いたという。テスト後に「(音を遮る)イヤーマフを着けても他の受験生の声が聞こえた。思ったより隣の人との距離が近かった。気が散る人もいたかも」と話した。一方、狛江市内で受験した男子生徒は、会場内は隣の席との間隔が広かったといい、「教室に対して半分ぐらいの人数。周りの声は全く聞こえず、ちゃんと対策されていると感じた」と話した。
テスト後、SNS上では受験…
- 【視点】
保護者や専門家からの不安や課題で紛糾した都立高入試スピーキングテストが27日実施されました。記事にあるようにすでに当日についても様々な問題が指摘されているのできちんと検証していく必要がありますが、記事にある、女子生徒が「フィリピンの人が話す