松野博一官房長官は28日午前の記者会見で、スポーツやコンサートのチケットを購入したりイベントへ入場したりする際に、マイナンバーカードを活用した本人確認を検討していると明らかにした。カードに搭載された電子証明書を用いた確認により、第三者への高額転売を防ぐことが目的という。
松野氏は「マイナンバーカードは、オンラインでも確実な本人確認ができる安全安心なデジタル社会のパスポートだ」と説明。「民間サービスにおいても国民に利便性を感じてもらう場面を多く作っていけるよう、デジタル庁を中心に様々な検討を行っている」と述べ、同庁を中心に関係団体と検討を進めているとした。「民間団体や事業者の意見や要望をしっかりと聞き、利用拡大を進めていく」とも語った。
マイナカードをめぐっては…