三重県川越町の工場で作業員3人が一時生き埋めに 2人の死亡を確認
28日午前11時20分ごろ、三重県川越町の石膏(せっこう)ボードメーカー「チヨダウーテ」四日市工場から、「工場内の集塵機(しゅうじんき)で作業中の男性3人が生き埋め状態になった」と、119番通報があった。四日市北署によると、ミャンマー国籍で同県菰野町の技能実習生ティンタンミンさん(33)と、同県鈴鹿市の会社員奥田真司さん(51)が心肺停止状態で救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。残る50代の男性は命に別条はないという。
同県四日市市消防本部や会社などの説明によると、事故は燃やした木くずを冷やす冷却装置で起きた。3人は業務委託先の従業員で、定期点検で装置内に入っていた。その際、装置上部から何らかの理由で木くずが落下し、生き埋め状態になったとみられる。
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