地図に刻まれた一本の直線 当時の担当職員が明かすつり橋の「秘密」

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松永和彦
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おでかけ関西 ちょっとウラ話

 「気持ち良いなー。京都タワーも見えるんやって」

 休憩中のハイカーが展望台の柵に手をかけながら話していた。

 そこからは大阪府北部の街並み、遠方にポンポン山や愛宕(あたご)山といった京都近郊の山々が望めた。眼下には、赤や黄に色づき始めた木々が生い茂っている。

 「展望台からの眺めが雄大でおすすめです。景色がパノラマで楽しめますよ」。案内所「ピトンの小屋」でおすすめスポットを聞いてから山道を歩いて約30分。言葉通りの景色だった。

 その中に、2本の主塔がひときわ目立つつり橋があった。点となった人たちが行き来している様子が小さく見えた。

 ここは大阪府交野(かたの)市にある府民の森「ほしだ園地」。105ヘクタールの自然公園で、ハイキングや森林浴、バードウォッチングなどが楽しめる。11月下旬から12月半ばにかけては、紅葉が見ごろを迎え、毎年多くの人でにぎわう。

1997年のなみはや国体で整備

 展望台から見えたつり橋「星のブランコ」は園地のシンボル。1997年の国民体育大会「なみはや国体」に合わせて整備された。全長280メートル、最大地上高50メートル。床板は木製で、全国でも珍しい山と山をつなぐつり橋だ。ピトンの小屋のそばには、国体で使用された高さ16・5メートルのクライミングウォールがある。山道の階段やトイレ、つり橋などもこの時に整備された。

つり橋が整備されて25年。当時の関係者に話を聞きました。記事後半で紹介しています。また、ピトンの小屋で今秋に販売されたばかりの商品のプレゼントもあります。申し込みは12月9日必着。

 当時、整備に関わった府森づ…

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