首相、旧統一教会の被害者3人と面会「献金やDV被害、うかがった」
岸田文雄首相は28日の衆院予算委員会で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者3人と約1時間半にわたって面会したことを明らかにした。首相は「献金などによる財産被害や周囲からの孤独、DV(家庭内暴力)被害など、凄惨(せいさん)なご経験を直接うかがった」と述べた。
立憲民主党の西村智奈美議員の質問に答えた。首相は被害者と面会したことは公表していたが、人数や具体的な内容は明らかにしていなかった。
首相はこの日の審議で「こうした被害を生じさせず救済できるよう、政府として相談体制の充実、悪質な寄付の勧誘の規制など新たな法整備をしっかりと進めたい」と述べた。
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