85歳被爆者、核大国・米国にまいた平和の種 危機の中で届けた思い

有料記事核といのちを考える

岡田将平
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 来年5月の開催まで半年を切ったG7広島サミットでは、核兵器廃絶や平和に向け、被爆地・広島から世界への発信が注目される。ロシアのウクライナ侵攻で核兵器使用も懸念される中、広島市被爆者、小倉桂子さん(85)が9月、核大国・米国を訪れた。現地の子どもたち、家族がウクライナ出身の女性、同行した自身の息子。それぞれに「平和の種」を手渡した。

 「ヒロシマを忘れない」。9月中旬、米北西部アイダホ州北部モスコーで日本語でそう書かれた看板が掲げられ、小倉さんを迎えたイベントが企画された。

 8歳の時に被爆し、やけどをして亡くなった人たちや変わり果てた街を目にした小倉さんは長年、国内外で証言を続けてきた。5年前、ニューヨーク州で小倉さんの話を聞いたアイダホ大日本語講師の東條梓さんがアイダホ州に招いた。

85歳の被爆者、小倉桂子さんが核大国・米国で届けたかった思いとは。現地の人たちはどう受けとめたのでしょうか。記事後段で紹介します。

 小倉さんは、自身の希望で実…

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被爆者はいま、核兵器と人類の関係は。インタビューやコラムで問い直します。[記事一覧へ]