崖っぷちなのか、迷う必要がなくなったのか。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表は12月1日(日本時間2日)の1次リーグ最終戦を1勝1敗で迎える。ともに決勝トーナメント(T)進出がかかる強豪スペインとの大一番。試合に臨む心構えは、捉え方次第で変わってくる。
日本は27日の第2戦コスタリカ戦を0―1で落とした。初戦でW杯4度優勝のドイツを2―1の逆転で破る番狂わせを起こしただけに、後味の悪さが残った。
実はコスタリカ戦前、日本の選手の間でバスの移動中などに議論になっていたことがある。1次リーグ突破を左右する得失点についてだ。MF南野拓実(モナコ)は「いろんなパターンを予想して話し合った」。
日本が2連勝しても、同日の…