「ゴルフ県」へ宮崎と二人三脚、小林浩美会長に聞く

石川雅彦
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 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のツアー今季最終戦、ツアー選手権リコー杯が27日まで宮崎カントリークラブ(宮崎市田吉)で開かれた。「みやざきゴルフパラダイス」と銘打って「ゴルフ県」をアピールし、杉で出来た観客席を新設するなどゴルフ界に力を入れる宮崎について、JLPGAの小林浩美会長(59)に聞いた。

 「ゴルフツアーを全国で開催していますが、ゴルフへの取り組みやバックアップは、宮崎が断トツ、『top of the tops』です。こんなにゴルフに理解のある県は、全国でほかにありません」

 《宮崎市では、国内外のトッププロが集結し、男子「ダンロップフェニックストーナメント」、女子「リコー杯」の2大トーナメントが開催される11月を中心に、「ゴルフパラダイス」というイベントを繰り広げる。宮崎空港に特設ブースを設置し、市内近隣のゴルフ場では、宮崎の特産品などの豪華賞品が当たるスタンプラリーや、各種キャンペーンを行う》

 「地域密着型のトーナメントを目指しているJLPGAにとっては、夢のような話です。そのうえ今年は、宮崎県と耳川広域森林組合さんから、観客スタンドを宮崎の杉で作りたい、というびっくりするような提案をいただいた」

 《宮崎産杉を100%使った観戦スタンドは、1番と18番ホールに登場した。約500本の杉材を使い、繰り返し5~6年は使用できるという。宮崎県が作った「建築物木材利用促進協定制度」の適用第1号になった》

 「ゴルフを通してSDGs(持続可能な開発目標)を推進しているJLPGAにとっては、願ってもない話です。観客だけでなく、選手に聞いたら、なによりも杉の香りに癒やされた、リラックスできたという声が多かった。木製スタンドなんて、日本初どころか、世界初じゃないかな」

 《2023年3月には、日本初開催となるアジア最大のゴルフ商談会「アジアゴルフツーリズムコンベンション」が宮崎県で開催され、約40カ国の旅行会社、ゴルフ場やゴルフリゾートの関係者ら600人が宮崎に集まる》

 「私たちJLPGAはツアーで各地を回り、全国各地の特産物、観光地を世界にPRするのも、大きな役目です。宮崎と二人三脚で、『ゴルフ先進地』を作っていきたい」(石川雅彦)

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