東西のコラボ、関西シウマイの味付けは? 逆境に挑む駅弁業界の工夫

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細沢礼輝
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 自宅でいつでも楽しめる「冷凍駅弁」に、東西の老舗が手を組んだ「コラボ駅弁」――。コロナ禍で打撃を受けた駅弁業界が生き残りをかけて奮闘している。「旅先で楽しむ、その土地ならではの味」。そんな駅弁の概念を乗り越える新商品も登場している。

 「あっ!駅弁にしよう。 食べたい時にスグ駅弁。」。1900年創業の「日本ばし大増」(東京)のホームページでは、みそで煮込んだアサリをたっぷりのせた看板商品「深川めし」など冷凍駅弁セットをPRしている。クリックすれば、ネット通販サイト「JRE MALL」経由で注文もできる仕組みだ。

駅弁業界の苦境はコロナだけが理由ではありません。鉄道が高速化すれば、車内で過ごす時間も短くなります。業界では、「その土地ならでは」という常識を破る試みも。その一つが、記事後半で取り上げている「関西シウマイ」です。

 販路拡大のカギとして、多くの業者が冷凍駅弁に力を入れている。大増は4月、深川めしと「チキン弁当」「とりめし」の人気駅弁3種を冷凍に加工して売り出した。味はもちろん、見た目も従来の駅弁とそれほど変わらないが、完成まで1年を費やした「力作」だ。

 開発チームによると、最大の…

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